【G大阪】食野、宮本監督の先発抜てきに応える先制ゴール

◆明治安田生命J1リーグ第14節 G大阪1―1鹿島(1日・パナスタ)

G大阪の20歳FW食野亮が、今季初の先発抜てきに応えた。前半13分、右足でゴール右角に突き刺す先制ゴール。ゴール後はベンチへと走り、宮本恒靖監督(42)とがっちり抱き合った。しかし前半終了間際に追いつかれ、チームは2試合連続の引き分け。

後半の決定機は決めきれなかった食野は「ツネさん(宮本監督)のためにも、もう1点とって勝利したかった」と悔しさをにじませた。

G大阪下部組織出身の3年目。食野(めしの)という名字から“なにわのメッシ”と呼ばれてきたが、今季2列目からFWへとポジションを変え、このゴールが今季2点目と才能が開花し始めた。この日は韓国代表FW黄に代え、食野を先発に抜てきした宮本監督も「練習の中で2トップのポジション争いに加わるだけの力をみせていた」と成長ぶりを高く評価する。

この引き分けでチームは入れ替え戦圏の16位から15位に浮上。勢いのある若手の存在が、低迷するチームを変化させようとしている。

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