【J1展望】G大阪×浦和|ガンバは三浦をCBへ、浦和は3バックへ回帰か。武藤が語る勝負のポイントは…

G大阪――2試合・7失点の守備を立て直しへ、指揮官の采配に注目。

J1リーグ7節
ガンバ大阪 - 浦和レッズ
4月14日(日)/16:00/パナソニックスタジアム吹田

ガンバ大阪
今季成績(6節終了時):14位 勝点6 2勝0分4敗 12得点・15失点

【最新チーム事情】
●左肩脱臼が癒えたGK谷がU-20日本代表の国内合宿メンバーに選出。
●ルヴァンカップの清水戦では、今季初スタメンとなった高江が上々のパフォーマンス。
●ルヴァンカップの清水戦に帯同しなかった遠藤とファン・ウィジョは休養十分。

【担当記者の視点】
ルヴァンカップの清水戦(△1-1)では右SB起用が多かった三浦が約1か月ぶりにCBでプレーし、コンディションが上がらなかった今野も復調の気配を見せた。序盤で倉田が退場したが、ひとり少ない数的不利な状況で1失点に抑えたのはポジティブな材料だろう。

直近のリーグ戦2試合は7失点を喫していたが、清水戦を経て、システムや選手起用など宮本監督の采配に注目が集まる。自然とテンションの上がる浦和戦で今季リーグ戦ホーム初勝利を挙げ、上昇気流に乗りたい。

浦和――3バックへの回帰で浮上を狙う

J1リーグ7節
ガンバ大阪-浦和レッズ
4月14日(日)/16:00/吹田スタジアム

浦和レッズ
今季成績(6節終了時):8位 勝点8 2勝2分2敗 4得点・7失点

【最新チーム事情】
●ACLから継続して3バック採用が濃厚。
●攻撃のパターン確認に武藤は手応え。
●守備の確認では3バックの”迎撃”が求められる。

【担当記者の視点】
リーグ戦では4バックを導入した2試合で結果が出ず、オリヴェイラ監督も「チームを安定させることが必要」と話す。直近のACL全北現代戦からの3バック継続が濃厚だ。森脇が最終ラインに入り、両ワイドには橋岡と山中が起用される見込みだ。

攻撃では左右のサイドで選手の特徴に応じたパターンを確認。武藤は「ある程度のパターンがあるのが強みになる。それによって派生させることやコンビネーションにつながる」と、得点力不足解消への道筋につながるという手応えを語った。

また、指揮官はトレーニング中に5枚が並ぶ最終ラインの選手たちへ「出ていっても後ろに4枚がいる。捕まえに行け」と、待ち構えるだけでなく“迎撃”を求めた。G大阪のサイドハーフによるインサイドプレーを3バックの両ストッパーがどれだけ制限できるかがポイントになりそうだ。

リンク元

Share Button