【J1採点&寸評】広島3-0G大阪|MOMは先制弾で勢いを生んだ柏好文! 対峙した日本代表DFは早期交代に…

広島――5試合連続の無失点はクラブ記録を更新!

[J1リーグ6節]広島3-0G大阪/4月6日(土)/エディオンスタジアム広島

【チーム採点・寸評】
広島 7
5試合連続無失点に抑えてクラブ記録を更新。先行した後は、集中して守って最後にダメを押す完璧な試合展開で首位に立った。

【広島|採点・寸評】
GK
38 大迫敬介 6.5
矢島のシュートにはヒヤッとしたが、その他は守備範囲内だった。Jデビューしてまだ6試合目で5完封という戦績。

DF
2 野上結貴 6.5
35分のシュートブロックはさすがだった。アデミウソン、倉田は厄介な相手だったが、最後のところでやらせなかった。

5 吉野恭平 6.5
ボックス内に入ってきた相手を集中して捕まえる。集中力は高く、カバーの出足も鋭かった。

19 佐々木翔 6.5
縦パスを跳ね返す力は圧巻。ボックス内でもしっかりと足を運んで自由を与えなかった。

MF
3 エミル・サロモンソン 6
守備時の対応は極めて堅実。藤春に切り込ませることなく、先制点につながるクロスも供給。

40 川辺 駿 6.5
ディフェンスラインの前のスペースを消した。シャドーに上がって今季初得点を決めてG大阪にとどめを刺す。

17 松本泰志 6.5
豊富な運動量で危ないスペースを埋め、ルーズボールにも鋭く反応。堅守に大いに貢献している。

広島――攻撃面に進化の跡。会心のゲーム運びを披露

MF
18 柏 好文 7
先制点を奪取して勢いに乗る。守備から攻撃に出ていく時はエネルギッシュだった。

30 柴﨑晃誠 6.5(82分OUT)
気持ちよく左足を振り抜いて追加点を奪取。サロモンソンとの関係もよくなってきている。

7 野津田岳人 6.5(63分OUT)
冷静に先制点のアシストをマーク。プレスのスイッチを入れる役割を果たして63分に渡にバトンを渡す。

FW
20 ドウグラス・ヴィエイラ 6(86分OUT)
守備に走る時間が多くなったなか、献身的に戦って3点目をアシスト。もう少し力強さが欲しい。

交代出場
FW
16 渡 大生 6.5(63分IN)
72分のチャンスは決めたかったが、守備にしっかりと力を注ぎ込み、3点目のカウンターを演出。

MF
15 稲垣 祥 ―(82分IN)
今季初出場。ボランチに入ってしっかりと試合を締める働きを全うした。

FW
10 パトリック ―(86分IN)
G大阪サポーターからも拍手が起こったブラジル人FWは、3-0になって試合が決まった直後に出場。

監督
城福 浩 6.5
堅守は今節も綻びを見せず、攻撃は進歩しているところを見せた。トレーニングの成果を実感できた会心のゲーム。

G大阪――柏にイニシアチブを握られた三浦は対応しきれず

【チーム採点・寸評】
G大阪 4.5
試合の入りに失敗したことがすべて。好調だった攻撃陣も広島の守備を打ち破ることはできなかった。

【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 5
3失点とも防ぐのは難しかっただろう。しっかりと引き締めて試合に入れなかったことが悔やまれる。

DF
4 藤春廣輝 5
もっと同サイドの倉田を援護したかったが、いいタイミングで相手の背後をとる攻め上がりができなかった。

5 三浦弦太 4.5(58分OUT)
先制点を奪った柏にイニシアチブを握られてしまった。ドリブルに対応し切れない場面もあり、交代も致し方ない。

13 菅沼駿哉 5
最初と最後に失点していては勝てない。1失点目の対応をはじめ反省点が多く見つかる試合になった。

19 キム・ヨングォン 5
いいポジションをとってクロスに対応してドウグラス・ヴィエイラを抑えていたが、最後にアシストを許す。

MF
7 遠藤保仁 5
前半途中からボランチに移って配給役を担ったが、広島の守備網を破ることはできなかった。

8 小野瀬康介 5(77分OUT)
この日はうまく周りと絡めなかった印象。スピードに乗るスペースもなく、自分の良さを生かせなかった。

G大阪――頼みの2トップが不発… ファン・ウィジョはシュートゼロに

MF
10 倉田 秋 5
アデミウソンのパスを受けてPA内に入った43分のチャンスが最も大きなチャンスだった。決めたかった。

28 高 宇洋 4.5(36分OUT)
決してひとりだけの責任ではないが、立ち上がりに広島のシャドーを自由にしてしまった。

FW
9 アデミウソン 5
2失点目の守備はルーズだった。シュート4本を放ったが、それも強引な形で広島の守備が上回った。

16 ファン・ウィジョ 5
ゴール前で構える広島守備陣に封殺された。シュートゼロ本に終わったのは、ちょっとした驚きだ。

交代出場
MF
21 矢島慎也 5(36分IN)
51分のシュートはバーを叩く。ボールに触る回数は多かったが、違いを生み出すことはできなかった。

DF
14 米倉恒貴 5(58分IN)
高い位置を取って攻撃姿勢を打ち出すも、自陣では渡に振り回された。評価はややマイナスか。

FW
39 渡邉千真 ―(77分IN)
変化を起こすことはできなかった。ほぼ何もできないまま時間が経過していった。

監督
宮本恒靖 4.5
先に失点すると難しくなることを確認して臨んだ試合で開始早々に失点が重なる。試合後には「何か大きな問題がある」とコメントした。

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