◆明治安田生命Ｊ１リーグ第４節　Ｇ大阪２―２柏（１８日・パナソニックスタジアム吹田）

開幕３連敗のＧ大阪はＦＷ黄義助（２５）の２得点で柏と２―２の引き分け。開幕からの連敗を３で止め、今季初の勝ち点１を挙げた。

Ｇ大阪が２点差を追いつき、開幕からの連敗を３で止める引き分けに持ち込んだ。前半１８分までに２失点したが、同２１分にＦＷ黄義助が１点を返すと、後半４１分にも再び黄が決めて同点。今季初の勝ち点１は得たが最下位脱出は果たせず、レヴィー・クルピ監督（６５）は「まだまだ本来のＧ大阪からは程遠い。結果は妥当」と振り返った。

右足首痛で出遅れていた元日本代表ＭＦ今野が今季初めて先発したが、２失点目の場面では柏ＦＷ江坂にかわされて失点に絡んだ。それでも随所で持ち味のボール奪取力を披露し「まだまだ調子は上がると思う」と前向き。チームもテンポのいいパスで攻撃を組み立てるシーンも増え、ＭＦ遠藤も「攻撃の部分は改善されてきた」と手応えを感じた様子だった。

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