ガンバ16戦白星なし“大惨事”で緊急補強!U20ブラジル代表マテウス獲得

◇ルヴァン杯1次リーグC組 G大阪0―4広島(2018年3月7日 吹田ス)

緊急事態に、ガンバが早くも動いた。ルヴァン杯が開幕し、初戦で広島に0―4と大敗したC組のG大阪がブラジル人のMFマテウス・ジェズス(20)をサントスFCから期限付きで獲得することを発表した。公式戦では昨年から16戦勝ちなしの危機的状況。早い手を打ち、流れを変える。D組の神戸は長崎と2―2で引き分けた。

あまりの惨状に、ガンバが早くも動いた。エストリルから期限付きでサントスFCに所属しているMFマテウス・ジェズス(20)を12月31日までの期限付きで獲得することを発表。複数の関係者によるとすでに来日しており、近日中にも練習に合流する見込みだ。

マテウスは1メートル86の守備的MF。左利きでつぶし屋タイプという。15年に名門フラメンゴのユースからポンチプレッタに入団。16年に同クラブでデビューを果たし、公式戦29試合2得点を挙げた。16年にはブラジルU―20代表にも招集され、1試合出場。昨年からサントスでプレーしており、同クラブを指揮したクルピ監督も実力や性格を知り尽くしている。

G大阪はこの日、ルヴァン杯初戦で広島に0―4の完敗。約6カ月ぶりに戦列復帰したFWアデミウソンら現状のベストメンバーをそろえながら完敗し、昨季から続く公式戦未勝利の不名誉な記録は「16」にまで伸びた。クルピ監督は「これほど恥ずかしい思いをしたのは私の長い経験の中でもそうなかった。敗戦は受け入れがたい。チームを立て直す」と激高。右足首痛で長期離脱中の日本代表MF今野の穴埋めとして、20歳の逸材に掛かる期待は大きい。

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