G大阪宇佐美「点取ってなんぼ」奮起の決勝弾 日刊スポーツ 7月25日(土)23時7分配信

<J1:神戸1-2G大阪>◇第4節◇25日◇ノエスタ

G大阪FW宇佐美貴史(23)の決勝弾で阪神ダービーを制した。前半12分、MF遠藤保仁(35)のゴールで先制。しかし、同ロスタイムにセットプレーから追い付かれた。

ここ3試合勝ち切れていないG大阪に、嫌な空気が立ちこめた。振り払ったのは、やはりエース宇佐美だった。後半32分、遠藤の折り返したパスを右足シュート。今季16得点目が決まり、勝ち越しに成功した。出場した神戸戦は10戦12発のキラーぶりも発揮した。

「スタジアムの雰囲気も素晴らしいですし、神戸とやるときはいいモチベーションにもなっている。しっかり点を重ねられた」

15日の名古屋戦で守備の甘さを指摘され途中交代させられた。そこから、再び奮起。「守備の比重を多く求められる中で、ゴールを決めていれば、という思 いはあった。やっぱり、ゴールが一番任されている。攻撃の選手なんで点を取ってなんぼ」。2試合ぶりの得点で勝利へと導いた。

G大阪は、1試合消化が多いながら暫定3位浮上。年間王者に向けて、再び軌道に乗り始めた。

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