「情けない、もどかしい」G大阪・東口、シュート1本のチームに落胆

明治安田生命J1リーグ第32節が18日に行われ、等々力陸上競技場では川崎フロンターレとガンバ大阪が対戦した。試合は0-1でG大阪の敗戦。G大阪のGK東口順昭が試合を振り返った。

試合はスコアレスのまま終盤を迎えるも、82分に川崎FがFKを獲得。キッカーのMF中村憲剛がクロスを入れると、MF家長昭博の落としにDFエウシーニョが反応。東口の股を抜いた技ありのシュートで決勝ゴールを挙げた。

東口は「(セットプレーは)しっかり集中して声かけて、しのぎたかった」と悔しそうに振り返る。「失点しなければ、それは勝ちにつながるプレーになる。けど、粘れなくて結果負けてしまった。もう一歩のところが甘かったかなと思います」と反省しきりだ。

ゲームを通じて、G大阪は終始川崎Fに押され続けた。シュート数は川崎Fの25本に対して、G大阪はわずか1本。「情けないですね。点を取るのがガンバのスタイル。それが今できていないのがもどかしい。チームとしても狙いが明確になっていないし、個人としても球際でイージーなロストとか、そういう基本的なところで差がついちゃってるのかなとは思います」と唇を噛む。

「次、ホーム最終戦ですし、このままでは終われない。勝つことだけを考えて、しっかりやっていきたいです」と、26日に行われる次節・北海道コンサドーレ札幌戦へ意気込んだ。

また、日本代表メンバーとしてブラジル代表およびベルギー代表のプレーを間近で見てきたばかりの東口。「ワールドカップへ行くためには、もっともっと自分自身を高めていかないと通用しないことはわかった。Jリーグでアピールするしかない」と意欲を高めていた。

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