ガンバ大阪、3ゴール快勝で5戦ぶりの白星…鳥栖はホームで黒星/J1リーグ第24節

■J1第24節 鳥栖 1-3 G大阪

鳥栖:豊田(67分)
G大阪:倉田(48分)、長沢(74分)、藤春(90分)

明治安田生命J1リーグ第24節が26日に行われ、ベストアメニティスタジアムではサガン鳥栖とガンバ大阪が対戦した。試合はG大阪が3-1で鳥栖を下し、5試合ぶりの白星を飾った。

鳥栖は前節の大宮アルディージャ戦でビクトル・イバルボがJ初ゴールをマーク。3-0の勝利を収め、ホーム連勝を飾った。一方のG大阪は前節で柏レイソルと対戦。上位対決を0-1で落とし、4戦未勝利と苦しい状況が続いている。今節はアウェイで連敗を止め、再び上位争いに加わりたいところだ。鳥栖は好調のイバルボがこの試合でもスタメン入り。G大阪はファビオが先発に復帰し、4バックでこの試合に臨んだ。

最初のチャンスはG大阪。5分、アデミウソンからのパスに抜け出した長沢駿が、ペナルティエリア内右でGKと一対一になったが、シュートは右のサイドネットに外れてしまった。

一方の鳥栖は9分に決定機を作る。右サイドでFKを獲得すると、原川力がクロスを入れる。これをファーサイドの鄭昇玄がヘディングで合わせたが、ボールはクロスバーを直撃。得点には至らなかった。

その後はG大阪が押し気味に進める。28分、アデミウソンと遠藤保仁がパスをつなぎ、最後はペナルティエリア内の倉田秋がシュート。決定機に思われたが、ここはDFに当って枠の右へ外れた。結局、ゴールは生まれずに、このままスコアレスでハーフタイムを迎えた。

後半立ち上がりに試合が動く。48分、倉田秋が強烈なミドルシュートを放つと、ボールはゴール左下に吸い込まれ、G大阪が先制に成功した。

先制を許した鳥栖もここから反撃に出る。67分、イバルボが左サイドを突破すると、ペナルティエリア内で三浦弦太に倒されてPKを獲得する。これをキッカーの豊田陽平がゴール左上に決め、鳥栖が同点に追いついた。

しかし、この日のG大阪はこれで終わらない。74分、左サイドの井手口陽介が、右足アウトサイドで絶妙なクロスを送る。これを長沢が頭で合わせて勝ち越しに成功した。

さらに90分、右サイドのファン・ウィジョがグラウンダーのクロスを入れると、ニアの長沢がスルー。ファーサイドに流れたボールを藤春廣輝が押し込み、リードを2点に広げた。このままG大阪が3-1で鳥栖を下した。

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