【J1採点&寸評】広島2-2G大阪|2ゴールのA・ロペスがMOM!同等の働きをした遠藤も高く評価

広島――青山の配球は冴えたが…。

[J1リーグ21節]広島2-2G大阪/8月10日/Eスタ

【チーム採点・寸評】
広島 6
パトリックが相手を引っ張りA・ロペスがゴールに向かう攻撃は脅威を与えたが、ラインを上げてコンパクトな陣形を保てない時間帯に失点。

【広島|採点・寸評】
GK
34 中林洋次 5.5
クロスボールに思い切りよく飛び出して広範囲を守り、試合終了間際に好守も。2失点に自責はない。

DF
40 丹羽大輝 5.5
良いタイミングでクロスを送ってチャンス作るも、守備面はもっと周囲との連係を詰めないといけない。

5 千葉和彦 5.5
集中力を高く保って良い対応を続けるも、後半の立ち上がりはしのぎ切れなかった。

4 水本裕貴 5.5
中央で身体を張って撥ね返した。PKのジャッジはかなり厳しいもので責められない。最後まで踏ん張り続けた。

3 高橋壮也 5.5(79分OUT)
アグレッシブに上下動を繰り返した。ペナルティエリア内での守備は危ういも、良いクロスも上げた。

MF
6 青山敏弘 6
パトリックを生かす攻撃は形になっているが、G大阪のパスのテンポに付いていけない場面も。警告を受け次節は出場停止。

2 野上結貴 6
前半は粘り強く守り、後半はスペースが空いて苦しくなるもタフに戦い抜いた。もっとボール奪取を増やせればなお良い。

広島――A・ロペスがパトリックと好連係を披露。

44 アンデルソン・ロペス 6.5
MAN OF THE MATCH
果敢に左足を振り抜いて先制点を奪取するとノッた。パトリックと良い連係を見せ、同点弾も沈めた。

10 フェリペ・シウバ 5.5(60分OUT)
14試合ぶりの先発。球離れよく周りを生かして守備にも走ったが、危険なエリアでプレーできなかった。

18 柏 好文 6
縦横無尽に動き回ったが、ゴールに向かって行くプレーは多くない。もっとゴールを意識して脅威を増していきたい。

FW
39 パトリック 6
前節に大暴れした背番号39は古巣にも大きな脅威を与えた。体調は万全ではないが、いまや絶対に欠かせない存在。

交代出場
MF
30 柴﨑晃誠 6.5(60分IN)
逆転された直後にピッチに入る。なかなかうまく試合に入れていなかったが、同点ゴールを演出した。

FW
50 工藤壮人 -(79分IN)
アディショナルタイムにチャンスを迎えたが仕留め切れず。ヒーローにはなれなかった。

監督
ヤン・ヨンソン 6
ゴールは奪えるが失点も続いている。攻撃的で面白い試合をしているものの、勝つためには守備の改善が必要。

G大阪――井手口のスルーパスは巧みだった。

【チーム採点・寸評】
G大阪 6
遠藤が潤滑油となり、テンポ良く攻撃を仕掛けて逆転に持っていった。最終的にリードを守り切れなかったが、光明の射したゲーム。

【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 5.5
A・ロペスの左足にやられたが、相手のシュートを褒めるべき。好セーブも多く見られた。

DF
22 オ・ジェソク 5.5
対人で屈する場面はなかったが、攻守両面で連動性を欠き、効果的な働きはできなかった。

2 三浦弦太 5.5
しっかりと締めて終わらないといけない展開でゴール前に立ちはだかる力強さを見せられなかった。

6 金正也 5.5
背後を取られる場面もあったが、 最後のところで粘ってパトリックにはゴールを許さなかった。

4 藤春廣輝 6
前半はA・ロペスに押されたが後半開始早々にゴールを演出し、試合終盤も好機を作った。

MF
10 倉田 秋 5.5(90分OUT)
持ち味のパス&ゴーを続けてチャンス作るも、監督も叱責した2失点目につながるボールロストは軽率だった。

8 井手口陽介 6
ピッチ中央に位置するだけでなく攻撃にも飛び出した。PKにつながるスルーパスは巧みだった。

G大阪――交代選手が仕事をしていれば…。

15 今野泰幸 6
活動量は多いが、もっとゴール前に顔を出しても良かったか。凄みを感じさせるプレーはできなかった。

7 遠藤保仁 6.5
頻繁にボールに触ってリズムを作り、20年連続得点となるゴールで同点に。3試合ぶりの先発で存在感を示した。

FW
20 長沢 駿 5.5(81分OUT)
ポストプレで貢献したが、オープンになった後半に決定機に顔を出せなかったのは寂しい。

9 アデミウソン 6.5(75分OUT)
前半は窮屈そうにプレーしていたが、後半はスペースができて力を発揮。しっかりと仕事をしてピッチを後にした。

交代出場
11 ファン・ウィジョ 5(75分IN)
決着を付ける時間もスペースもあったが、うまく試合に入れずフィニッシュまで持ち込めなかったのは残念。

39 泉澤 仁 -(81分IN)
オープンになっていただけに、持ち味のスピードで相手に大ダメージを与えられたはず。3試合ぶりに出場もアピールし切れず。

14 米倉恒貴 -(90分IN)
アディショナルタイムに上手くターンしてトゥキックでシュート放つも、GKの好守にあった。

監督
長谷川健太 6
遠藤をトップ下に起用して攻撃は循環した。引き分けは痛いものの「半歩前進」と評価した。

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