神戸、G大阪と11日間でリーグ戦含む関西ダービー3戦!/ルヴァン杯

Jリーグ・ルヴァン杯準々決勝の組み合わせ抽選が31日、東京都内で行われ、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)が新加入した神戸は、G大阪と対戦することが決定。リーグ首位のC大阪は2連覇を狙う浦和と対戦する。その他のカードはFC東京-川崎、鹿島-仙台。ホームアンドアウェー方式の準々決勝は8月30日と9月3日、準決勝は10月4、8日に実施。決勝は11月4日に埼玉スタジアムで行われる。

10年ぶりに一般公開とされた抽選会の壇上で、早くも火花が散った。注目の神戸とG大阪が準々決勝で激突。いきなりダービー3連戦が実現する。

「関西ダービーなんで負けられない。(FC東京から2015年に)神戸にきてからG大阪に対し、まだゴールを決めてない。決められるようにしたい」

抽選が行われた東京・お台場のフジテレビ1階の特設ステージ。多くのサポーターの前で神戸のFW渡辺が“挑戦状”をたたきつけると、G大阪のGK東口も「(相手は)今なにかと話題のチームなのでしっかり叩いて上にいきたい」と応戦した。

準々決勝が8月30日(ノエスタ)と9月3日(吹田スタ)に開催され、もともと9日のリーグ戦(吹田スタ)でも対戦が決まっていた。そのため、わずか11日間に3度も顔を合わせることとなった。

神戸は開幕4連勝したが、負傷者が相次ぎ、リーグ9位。同3位のG大阪にも今年6月にホームで0-1で敗れたが、今は違う。世界的ストライカーの元ドイツ代表FWポドルスキが加入し、7月29日にJデビュー。いきなり2発のゴールを炸裂させ、ワールドクラスの実力をみせつけた。

ルヴァン杯ではJ首位のC大阪を勝ち点1差でかわし、グループリーグを首位で通過。「タイトルを獲るために勝たないといけない試合。一丸となって戦いたい」と渡辺。カップ戦は2015年のベスト4が最高成績で、リーグ戦も含め、まだ優勝を手にしたことがない。

相手はカップ戦で2度優勝し、3年連続ファイナリスト。しかも神戸はこれまでカップ戦ではG大阪に一度も勝てていない。“難敵”との3連戦を乗り越え、悲願の初タイトルを目指す。

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