【G大阪】健太監督、宇佐美に“教育的指導”15日守備怠り今季最短交代 スポーツ報知 7月17日(金)7時4分配信
G大阪の長谷川健太監督(49)が16日、FW宇佐美貴史(23)、FWパトリック(27)に“教育的指導”を行った。この日、大阪・吹田市内で回復ト レーニングに取り組んだ2人を呼び、守備での約束事を確認。「2人とも次からはしっかりやっていくと言ってくれた」とうなずいた。
指揮官は逆転負けした15日の名古屋戦で守備の要求に応えられなかった宇佐美を、今季最短の後半24分で交代させ「パトリック、宇佐美も点を取るだけではなく、苦しい中でチームを助けるプレーをしないと」と苦言を呈した。
攻守に長谷川監督が2トップに守備を要求するのは、今回が初めてではない。一方で、チーム内には2人で今季20点(宇佐美14点、パトリック6点)挙げ ている“J最強2トップ”に対し「守備を要求しすぎることで得点力が下がっては」という不安もあった。しかし、長谷川監督はチームをワンランク成長させる ため、あえて問題点を表面化させる荒療治を施したとみられる。
この日、宇佐美の取材対応はなかった。指揮官は「2トップの守備だけにフォーカスするのではなく、選手、私も含めて責任がある。同じことを繰り返さない ようにすることが大事」と指摘し、気持ちを新たにした。手痛い敗戦を糧に課題を洗い直してリーグ、ACLとタイトル総取りを目指す。