G大阪長谷川監督「満足」鹿島に零敗も4位ターン

<明治安田生命J1:G大阪0-1鹿島>◇第13節◇5日◇吹田S

ガンバ大阪が、優勝を争うライバル鹿島相手にホームで痛い星を落とした。

前半にFW長沢駿(28)がGKと1対1を阻まれるなど決定機を逃し、後半立ち上がりの10分にミスから失点した。最後は後半ロスタイムに得たCKで、日本代表GK東口順昭(31)も攻め上がる総攻撃。その東口がダイビングヘッドもGKの正面を突き、1点を奪えなかった。

「折り返しの試合で、何が何でも勝ち点が取りたかった」と長谷川健太監督(51)は悔しがった。ハーフタイムに「後半の立ち上がり、しっかり入ろう」と指示したが、その直後の失点。「失点数の割に、あの時間帯(後半立ち上がり)の失点が多い。ミスから取られて、決めるべきところで決められなかったのが、最終的に競り負けた結果につながった」と振り返った。

一方で前半戦9勝5分け3敗、勝ち点32の4位には「満足」と言った。ACLも戦ったタイトな日程、ケガ人や多くの日本代表選手を抱え、MF堂安律(19)のオランダ移籍もあった。なかなかメンバーがそろわない中での戦いを評価した。まだまだ残り17試合。逆襲に転じる時間はたっぷりある。

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