【J1展望】G大阪×鹿島|勝てば首位浮上も!? 注目必至の上位対決を制すのは?

G大阪――球際の攻防でいかに優位に立てるか。

J1リーグ16節
ガンバ大阪-川崎フロンターレ
7月5日(水)/19:00/吹田スタジアム

ガンバ大阪
今季成績(17節終了時):4位 勝点32 9勝5分2敗 31得点・15失点

【最新チーム事情】
●前節の仙台戦を3-2で制し、アウェー2連勝。
●ファビオが仙台戦で移籍後初ゴール。
●G大阪U-23も栃木を3-2で下す。

【担当記者の視点】
前節の仙台戦から先発メンバーやシステムは変えずに臨みそうだ。長沢、アデミウソンの2トップやトップ下の遠藤にボールを集めながら、中盤の倉田、今野、井手口の攻撃参加を上手く引き出して勝機を窺いたい。

G大阪としては3点差以上の勝利、鹿島も勝てば首位奪取となる大一番とあり、互いの意地がぶつかり合う激しい展開も想定される。目下4連勝中と勢いに乗る鹿島には、金崎、P・ジュニオールら個の打開力に秀でたタレントが集うだけに、守備時には球際の攻防でいかに優位に立てるかもポイントとなりそうだ。

鹿島――戦力的な不安はない。狙うは怒涛の5連勝!

J1リーグ16節
ガンバ大阪-川崎フロンターレ
7月5日(水)/19:00/吹田スタジアム

鹿島アントラーズ
今季成績(16節終了時):3位 勝点33 11勝0分5敗 25得点・17失点

【最新チーム事情】
●クォン・スンテが左手親指付け根の脱臼で全治1か月。代役は曽ケ端が務めるが、大岩監督は「何の不安もない」と信頼を寄せる。
●昨季の開幕戦を含め、クラブワールドカップの第2ラウンドと準決勝で勝利し、天皇杯では優勝を決めた吹田スタジアムは鹿島にとって相性の良いスタジアム。選手からも「良いイメージがある」との声が多く聞かれた。
●3戦連発中のP・ジュニオールは試合前日のミニゲームでキレのある動きを見せるなど好調を維持。

【担当記者の視点】
前節・柏戦は先制される展開も逆転に成功し、その後に追いつかれたが再び突き放してリーグ4連勝を達成。当時の首位チームを高い攻撃力でねじ伏せてみせた。

P・ジュニオールがハイパフォーマンスを披露する一方、足を痛めていたエース金崎が復調し、前線に迫力が出てきたのは大きい。ボランチとCBで出場機会を増やす三竿健も堂々とした働きぶりを示し、今節はレギュラー格の遠藤が先発復帰予定だ。

クォン・スンテの負傷離脱は痛いが、ベテラン曽ケ端が控えているだけに、戦力的な不安はない。波に乗る常勝軍団が5連勝を見据え、敵地での難敵相手でも盤石の強さを見せてくれるはずだ。

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