【G大阪】MF堂安、オランダリーグへ「日本人の方がうまさある」
G大阪は23日、U―20日本代表MF堂安律(19)が、7月1日から2018年6月30日までオランダ1部フローニンゲンに1年間の期限付き移籍すると発表した。
大阪・吹田スタジアム内で会見した堂安は「今年から主力で出られるようになって、このタイミングで行くのは本当に申し訳ない。死に物狂いで1年間、頑張っていきたい」と抱負を語った。
25日の川崎戦(吹田スタジアム)がG大阪として最後の試合になり、試合後にセレモニーが行われる。
以下は質疑応答
―昨年決断せず、今年は決断。心境の変化は
「昨年から海外に行きたいという気持ちに変わりはなかったけど、5月のU―20W杯で想像以上に感じるものがあった」
―誰かに相談は
「特にしていない。自分の気持ちは誰に相談しても変わらなかったと思う。その決意があったから自分で決断した」
―選んだ理由
「一番は自分を戦力としてくれたから。出場したいという熱意が伝わってきたから」
―オランダリーグについて
「ステップアップできるリーグ。昨年、話があった時から、オランダでという気持ちはあった」
―若くして海外に行くと成功しない例もある
「10代で多くの選手がいって成功とは言えず帰ってくるのは見ているけど、自分が行って体験して感じることはあると思うんで。それで自分の決断が変わることはなかった」
―ストロングポイントは
「技術だけじゃなく、フィジカルにも特長があると思っている。海外の選手にも負けない強さは通用するかと思っている」
―今後のキャリア像
「まずは1年間、チャレンジするという気持ちだけ。目標としては東京五輪までにA代表に入って活躍していたいというイメージはある」
―長谷川監督からは
「おめでとう、と。まだ川崎戦があるので、全力を発揮してほしいとも言われた」
―U―20W杯で感じたこと
「技術にあまり差は感じなかった。むしろ日本人の方がうまさあると感じた。でも海外の選手は20歳ぐらいから試合に出始めてすごく成長すると聞いた。自分も早くそのスタートラインに立ちたいと思って決断しました」