J3G大阪U23が待望のホーム初勝利 宮本恒靖監督「ようやく勝てた」

「J3、G大阪U-23 1-0 盛岡」(18日、万博記念競技場)

 G大阪U-23が待望のホーム初勝利を挙げた。宮本恒靖監督(40)は「ようやく勝ててよかった。選手の頑張りのおかげ」と胸をなで下ろし、選手を称えた。今季初めて万博記念競技場を使用。「吹田も素晴らしいスタジアムだが、万博は練習でも使っていたので、ホーム感はあった」と振り返った。

 決勝点は前半12分、MF高江麗央(18)の右クロスに2トップの一角FW郡大夢(19)がファーサイドで頭を合わせると、山なりのシュートが逆サイドのネットに吸い込まれた。

 10日の北九州戦(ミクスタ)で挙げたプロ初ゴールに続く2戦連発。「あんまり覚えてない。最初は外れたと思ったけど、みんなが喜んでいたので入ったんだなと。(山なりのヘディングは)狙いました。あんなにうまくいくとは思わなかった」と控えめに喜びを口にした。

 97年生まれの東京五輪世代で、184センチ、77キロの恵まれた体格を持つ。東京Vの下部組織出身で16年にトップチーム昇格。同年7月から盛岡に育成型期限付き移籍し、今季からG大阪に期限付き移籍で加入した。古巣相手の一撃に「気持ちは入っていた。球際も負けたくなかったし、絶対倒してやろうと思っていた」と胸を張った。

 また、G大阪はこの試合から掲出物を一部解禁することを発表していたが、大きな混乱はなかった。

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