長沢、チーム救うゴール=執念のダイビングヘッド-Jリーグ・G大阪

 後半7分から途中出場したG大阪の長沢が、チームを救うゴールを挙げた。

 後半25分。左サイドから倉田が送ったクロスに思い切り良く飛び込み、GKよりもわずかに早くボールを捉えた。鮮やかなダイビングヘッド。長沢は「ボールだけ見て、がむしゃらに突っ込んだ。いいボールをくれた(倉田)秋に感謝したい」と語った。

 苦しい展開だった。前節の磐田戦は0-3の完封負けで、7戦ぶりとなる黒星。この日も主導権は神戸に握られ、決定機さえもつくれなかった。「自分自身、悔しい思いがあったし、チームも勝ちたい思いがあった。その思いが乗り移った」と執念のゴールを振り返った。

 この勝利で、チームは1試合消化が少ない状況で首位柏に勝ち点3差に詰め寄った。「点を取るだけじゃなくて、チームがポジティブになるように何かできる選手になりたいとずっと思っている」と長沢。数少ないチャンスを得点に結び付け、チームに勝ち点3をもたらした。まさに、思い描いたような活躍ぶりだった。

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