G大阪 東口「前半をゼロで抑えることが後半で勝利するために必要だった」

 ◇明治安田生命J1第15節 G大阪1―0神戸(2017年6月17日 ノエスタ)

 試合を決めたのが日本代表MF倉田秋(28)ならば、試合を締めたのが同GK東口順昭(31)と同DF三浦弦太(22)を中心とする守備陣だ。開始から主導権を握られる展開で「あんなにボールを持たれるとは思っていなかった」(東口)と驚いた表情を浮かべたが「前半をゼロで抑えることが後半で勝利するために必要だった」と割り切った。

 前半29分にはFW渡辺のシュートを弾き、後半22分のFWウエスクレイの左足シュートも冷静にキャッチ。安定感溢れるプレーに、視察した日本代表の手倉森コーチも納得した表情だった。

 13日のW杯アジア最終予選イラク戦では出場機会なし。「自分は試合に出ていない悔しさがある。それを踏まえてアグレッシブにできた。こういうプレーをすれば抑えられるという手応えをつかんだ」という。8月末、6大会連続W杯出場を決めるピッチ(8月31日・オーストラリア戦、9月5日・サウジアラビア戦)に立つべく、リーグ戦で一つ一つ積み重ねていく。

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