【G大阪】今野、イラク戦間に合った…磐田戦でベンチ入り「やるだけ」

J1第14節は4日、各地で9試合が行われる。3月23日のロシアW杯アジア最終予選・UAE戦で左足小指を骨折した日本代表MF今野泰幸(34)が3日、磐田戦(ヤマハ)でベンチ入りすることが決まった。

13日に同予選のイラク戦を控えるハリル・ジャパンに朗報だ。大阪・吹田市内で非公開練習を終えた今野はUAE戦以来、約2か月ぶりの試合に向けて「やるだけです」と、短い言葉に決意を込めた。

3月に約1年10か月ぶりの代表返り咲きを果たした今野は、UAE戦で1ゴールを決めてMVP級の活躍を見せた。磐田戦はベンチスタートが濃厚だが、7日には代表の親善試合・シリア戦もあり、徐々に体力や試合勘を戻せそうだ。チーム練習に合流していない状態で強行招集したハリル監督は「イラク戦では彼がUAE戦でやったような役割が必要」と、誰よりも早期復帰を願っていた。

磐田戦ではクラブ新記録のアウェー8試合連続無敗に向け、U―20W杯で3得点を挙げたMF堂安も遠征メンバーに入った。A代表のGK東口、DF三浦、MF倉田、MF井手口、U―20代表のDF初瀬を含めて“日本代表”が7人もベンチ入りする豪華布陣だ。「サッカー選手である以上、試合がしたい」と今野。今季初の3連勝と“再奪首”に貢献する。

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