G大阪 今季初の首位浮上 長沢先制&トドメの2発「せめて点だけでも」

◇明治安田生命J1第12節最終日 G大阪3―0鳥栖(2017年5月20日 吹田S)

G大阪がホームで3ゴールを挙げて鳥栖に快勝し、6戦負けなしの2連勝で今季初の首位に浮上した。

G大阪は前半33分、DF三浦の右クロスをFW長沢が頭で決めて先制すると、同37分にはMF倉田が強烈な右足ボレーを叩き込んで2点をリード。終了間際の後半48分にはMF井手口の右クロスを再び長沢が頭で決めて完勝した。

長沢は「弦太(三浦)からいいボールが来たので、ちょっと高いかなと思ったが入ってくれて良かった」と先制ヘッドを振り返りつつ「得点以外はミスばっかりで皆に迷惑をかけたので、せめて点だけでも取れればと思った。良かったけど、まだまだだと思います」と反省も忘れなかった。

鹿島、浦和、川崎Fとともに出場したアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では通算1勝1分け4敗のH組最下位に終わり、日本勢で唯一の1次リーグ敗退。2年連続で決勝トーナメント進出を逃す屈辱を味わったが、リーグ戦は今季初の首位浮上となった。「まだ順位は関係ないが、首位にいるのは非常にいいこと。続けてしっかり戦っていきたい」と長谷川監督。長沢も「皆でつかんだ首位だが、まだ終わっていない」と”継続”を宣言した。

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