【J1展望】G大阪×鳥栖|勝負の鍵は「カウンター」。G大阪はホームでの強さを取り戻せるか

G大阪――イバルボを封じ、“外弁慶”から脱却できるか。

J1リーグ 第12節
ガンバ大阪-サガン鳥栖
5月20日(土)/19:00/市立吹田サッカースタジアム

ガンバ大阪
今季成績(11節終了時):2位 勝点22 6勝4分1敗 23得点・9失点

【最新チーム事情】
●足首の負傷で戦列を離れていた呉屋が今季初となるベンチ入りの見込み。
●中盤は「ボックス型」から「ダイヤモンド型」に変更の可能性も。
●リーグ最少失点を誇るも、長谷川監督はイバルボを警戒。
●4勝1分と負けなしのアウェーに対し、ホームでは2勝3分1敗。

【担当記者の視点】
今節対戦する鳥栖は豊田ら主力を怪我で欠くが、長谷川監督は「こちらもU-20で代表を抜かれて今野もいない。苦しい戦いになる」と警戒感を隠さない。元コロンビア代表FWのイバルボを要注意人物に挙げており、リーグ最少失点を誇るディフェンスの出来がひとつの鍵になりそうだ。

攻撃陣に目を移せば、昨年12月から戦列を離れていた呉屋がベンチ入りする見込み。好調だった堂安がU-20ワールドカップ出場で不在のため、起爆剤としての起用があるかもしれない。

鳥栖――豊田、谷口ら4人が負傷。2トップは助っ人コンビの先発が濃厚。

J1リーグ12節
ガンバ大阪-サガン鳥栖
5月20日(土)/19:00/市立吹田サッカースタジアム

サガン鳥栖
今季成績(11節終了時):11位 勝点15 4勝3分4敗 14得点・13失点

【最新チーム事情】
●豊田、谷口、小野、赤星と怪我人が続出。
●今季はいまだアウェー戦で未勝利。
●イバルボが調子を取り戻しつつある。

【担当記者の視点】
前節の清水戦は、終了間際に追いつきドロー。敗戦は免れたものの、またもアウェー戦での今季初勝利はお預けとなってしまった。

今節はG大阪の敵地で勝点3を獲得したいが、9節の横浜戦でエースの豊田とCBの谷口が揃って負傷(前者は外傷性気胸/全治2~4週間。後者は左膝蓋骨骨軟骨損傷/全治5か月)。さらに小野も左大腿ハムストリング筋損傷、サブGKの赤星が左大腿ハムストリング筋損傷と、故障者が続出している。

攻撃では、好調を維持するチョ・ドンゴンや、コンディションが戻りつつあるイバルボ、守備ではベテランの青木の先発が予想される。上位陣に食らいつくために、チーム総動員で踏ん張りたい。

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