G大阪・遠藤、真骨頂の目線外し復活 小野との“ベテラン対決”制す

G大阪が14日、札幌にアウェーで2-0の完勝。2位に浮上し、勝ち点で首位浦和(22)と並んだ。5年ぶりのG大阪MF遠藤保仁(37)vs札幌MF小野伸二(37)のベテラン対決という見どころがあった。

遠藤は4試合ぶりの先発。第9節(4月30日、対横浜)では出場機会がなく、19年ぶりにベンチウォーマーに終わって存在感に陰りがみえる。しかし、この日はトップ下で先発し、ボランチとしてもゲームをつくった。

「監督の思うことができていなかった。それを整理して、きょうは相手の目線を外しながらプレーしていました」

この“目線外し”こそ遠藤の代名詞「コロコロPK」にもつながっている。

日本屈指のテクニシャン、小野との対決が実現したのは後半30分。2人でボールを奪い合う場面もあったが、同44分に遠藤が“目線を外す”トリックプレーで起点をつくり、FW泉沢がダメ押し点を決めた。遠藤に軍配が上がった。

2人とも今季プロ20年目だが直接対決はわずか7度目。日本代表を背負った2人の対決をあと何回見ることができるだろうか。

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