G大阪MF遠藤保仁「普段はいちファンとして応援」…同い年の札幌MF小野伸二にエール

明治安田生命J1リーグ第11節が14日に行われ、札幌ドームでは北海道コンサドーレ札幌とガンバ大阪が対戦した。試合はG大阪が2-0で札幌を下し、2試合ぶりの白星を収めて2位に浮上した。試合後、G大阪MF遠藤保仁が、同い年の札幌MF小野伸二にエールを送った。

リーグ戦4試合ぶりの先発出場となった遠藤。「コンディションは悪くなかった。自分の仕事とチームの状況を見て、しっかり良いプレーができれば良いかなという気持ちで入った」と振り返る。ダイヤモンド型の中盤、そのトップ下で起用されたが、「スタートはそうでしたけどね。臨機応変に戦いたいと思っていたので、下がったりもしてました。スタートの形はそういうポジションだったというだけ」と流動的にポジションを変化していたと語る。

遠藤と同じ37歳、札幌MF小野伸二が75分から出場した。やはり、同世代の活躍は刺激になるのだろうかとの問いに遠藤は、「もちろん」と答える。そして「やっている時は敵ですけど、一歩離れたら仲間ですしね。あれだけの技術を持った選手が、まだ健在というのは、僕自身うれしいです。お互いが、より一層輝けるように、僕自身も努力していきたい」と続けた。

同年代の選手が引退していく中、遠藤や小野が現役を続けられている理由について問われると「そこまで分析してないんで分からないですけど」と前置きをしつつ、「(現役生活を始めた)20年前と現在で、サッカーのスタイルは変わってますけど、ボールを扱う技術はウソをつかない。僕より伸二の方がはるかにうまいと思いますが、一瞬のプレーで相手の急所を突ける選手は、監督も使いたいと思うでしょ。あとは、どれだけ毎試合、チームに貢献できるか。その結果を出してきたこと」と語った。

「普段はいちファンとして応援している選手の1人。まだまだ年を重ねても、同い年がピッチに立って、良いプレーをしている姿を見られるとうれしいと思います」と小野にエールを送った。

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