G大阪・堂安、負ければ1次リーグ敗退が決まる大一番で初先発へ/ACL

J1G大阪は24日、25日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)H組第5節・アデレード(豪州)戦に向けて大阪・吹田市内で公式練習と前日会見を行った。勝ち点3の最下位で負ければ1次リーグ敗退が決まる大一番で、U-20日本代表MF堂安律(18)のACL初先発が濃厚。若い力で道を切り開く。

負ければ終わりのがけっぷちで、若い力に命運が託された。堂安がアデレード戦で先発が濃厚。1次リーグ自力突破のためには勝つしかない試合で、18歳が起爆剤になる。

「自信はついたし、きっかけにしていきたい。楽になったと思います」

21日の大宮戦で今季初めて先発に起用されると、2得点で起用に応えた。これが一昨年のデビューからJ111試合目にして初ゴール。それでも3-0からの得点だっただけに「点差が点差だったので。次は試合を決めるゴールを決められたらと思っています」と満足感はなかった。ACLでは初の先発。期待をかけられ続けてようやく生まれた得点を呼び水に、ゴールラッシュにつなげるつもりだ。

G大阪はACLで3連敗中。1次リーグ残り2試合となり、自力突破のためには連勝しかない。敗れれば2年連続で決勝トーナメントを逃すことになる。初戦は敵地で3-0と快勝しているが、長谷川監督は「勝つしかないと思っている。何が何でも勝ちに行きます」と力を込めた。21日の大宮戦ではMF遠藤、FW長沢と疲労の見えた2人を先発から外したことで、この一戦ではコンディションを最高にして臨むことができる。

指揮官は「みなさんが期待する堂安には、頑張ってほしいと思っている」と口にし続けてきた。育ち盛りの18歳が真価を発揮するのはこれからだ。

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