藤春が抜群の飛び出しから先制点!!参考にしたのは“ACLの衝撃”

[4.16 J1第7節 C大阪2-2G大阪 ヤンマー]

均衡を破ったのは押され気味だったガンバ大阪だった。前半からチャンスらしいチャンスを作れていなかったが後半12分、右サイドのスローインからボールを運ぶと、MF倉田秋がゴール前に浮き球を蹴り込む。そのボールに素早く反応したDF藤春廣輝は前に出たGKキム・ジンヒョンより一歩前で触ってゴールに流し込んだ。

抜群の飛び出しには意識したプレーがあった。11日に敵地で戦ったACLの江蘇蘇寧戦。0-3で完敗を喫した試合だったが、藤春には脳裏に深く刻まれたプレーがあった。前半7分にこぼれ球をMFラミレスに押し込まれたプレーだ。このプレーについて「めっちゃ反応が早くて、スゲーなって思った」と感心すると、「ああやって流れたら自分もと思っていた。逃さず行けたかなと思います」と参考にしていたことを明かした。

藤春の今季リーグ戦初ゴールで先制したG大阪だが、その後2ゴールを喫して逆転を許してしまう。ただ後半アディショナルタイムにMF倉田秋がゴールネットを揺らしてドロー。「引き分けたことは悔しい」と素直な気持ちを吐露した藤春も「アウェーでしたし、勝ち点1は次に繋がるかなと思います」と、最低限の結果をプラスに捉えていた。

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