G大阪 清水からFW長沢が完全移籍 かつて長谷川監督が4年間指導 スポニチアネックス 7月8日(水)18時1分配信
J1G大阪は8日、J1清水からFW長沢駿(26)が完全移籍で加入することが決まったと発表した。
静岡市出身の長沢はジュニアユース、ユースと清水の下部組織育ちで、07年にトップチームへ昇格。11年にJ2熊本、12年にJ2京都、13年に当時 J2だった松本と3年連続で期限付き移籍し、14年に4年ぶりに清水へ復帰。同年、1メートル92の長身を生かして公式戦5試合連続ゴールを決めるなどブ レークしかかった直後、右膝前十字靭帯断裂で全治8カ月という大怪我に見舞われ手術を受けた。
リーグ戦の通算成績はJ1が31試合5得点、J2が79試合12得点。今季はJ1で14試合1得点で、チームの副キャプテンも務めていた。高卒新人だっ た07年から4年間、当時清水監督だったG大阪の長谷川健太監督(49)から4年間指導を受けており、長谷川監督は当時からその才能を高く評価していた。
長沢はG大阪を通じ、「この度、ガンバ大阪でお世話になることになりました長沢です。昨シーズンのチャンピオンチームに加入することができ、大変光栄に 思っています。高さを活かしたプレーやポストプレー、またクロスに合わせる形など自分の特徴を積極的にアピールしていきたいと思います。全身全霊を尽くし て、早くチームの一員として認めてもらえるように頑張りますので、これからよろしくお願いいたします」とコメント。
清水を通じては「プロとしてエスパルスに加入して8年半、ジュニアユースからを含めると15年間エスパルスにお世話になり、感謝の気持ちしかありませ ん。今回、ガンバ大阪に移籍するにあたり、すごく悩みましたが、短いサッカー人生の中でチャレンジしたい気持ちもあり、監督やクラブが自分のことを一番に 考えて背中を押してくれて決断しました。これまで、あまりチームの力になれなかったことは残念ですし、厳しい状況の中、移籍することに対しては本当に申し 訳なく思っています。これまで長い間、いつも温かく応援いただき、本当にありがとうございました」と談話を発表している。