【G大阪】倉田、3年ぶり大阪ダービー「勝つのは俺ら」恩返し弾だ!

J1で3年ぶりとなる「大阪ダービー」は、16日にヤンマースタジアム長居で今季初戦を迎える。C大阪にとっては過去に3万5000人超の観客動員を4度も記録したドル箱カード。今回も4万人突破が有力で、サポーターの大声援を力に5年ぶりの勝利を目指す。G大阪の日本代表MF倉田秋(28)は2011年のC大阪在籍時にゴールを決めており、史上2人目となる両軍でのダービーゴールを狙う。

両クラブに所属した経験を持つのが、G大阪の日本代表MF倉田だ。2011年に期限付き移籍でC大阪に移籍し、1年間プレーした。古巣だけに特別な対抗意識はないものの「サポーターが試合前から熱い感じになる。勝つのは俺らなので、熱い試合を見せられれば」と大阪ダービーでは5年ぶりの勝利を見据えた。

両クラブでの“ダービー弾”は10年にC大阪、11年はG大阪に所属したFWアドリアーノだけ。倉田はC大阪在籍時にゴールを挙げており、2人目の快挙達成がかかる。「(得点は)毎試合、狙っている。フィーリングもいいので、今は打てば入りそうな感じがする。積極的に狙っていきたい」と、チームの勝利に貢献するつもりだ。

それがC大阪への恩返しにもなる。11年はリーグ戦33試合に出場し、自身最多の10得点をマークした。「(当時の)クルピ監督に攻撃をたたき込まれたことが大きかったし、キヨ(清武弘嗣)とか乾(貴士)とか周りも俺と似たタイプの選手が多かった。一緒にできたことは、今の俺のプレーにつながっている」と振り返った。

今季は公式戦全10試合に先発出場し、2得点。新背番号10にふさわしい活躍を見せる。「対照的なチーム。向こうはいい選手が多くて個の能力でやってくる。こっちはチームで戦う」と組織力では負けないと分析する。3年ぶりの大阪ダービーはG大阪で最も旬な男に注目だ。

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